山口城跡

更新日:2019年10月13日

 山口地区にある山口城跡は、平安時代末期に武蔵七党の村山党から分かれた山口氏の居館跡です。
 村山党とは武士団のひとつで、狭山丘陵南部の多摩郡村山郷を本拠地としていました。始祖の村山頼任の孫にあたる家継が村山氏から分かれ、山口の地に居を構えて山口氏を名乗ります。
 東西200メートル、南北200メートルの範囲に、土塁と堀が散在していましたが、河川改修・道路・鉄道・住宅建設などによって破壊され、城の原形は不明です。これまでの発掘調査によって、「山口城址前」交差点付近に城の中心部があったと推測されます。
【指定年月日】昭和37年10月1日
【所在地】所沢市山口1517番地ほか

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