銅製三尊懸仏

更新日:2019年3月7日

 この懸仏かけぼとけは、古くから三ケ島の中氷川神社に伝わるもので、直径40.5センチメートル、厚さ0.4センチメートルあります。天正5年(1577年)の銘があり、「武州入東郡宮寺郷三ヶ嶋村宝蔵坊」に加え、数名の修験僧や在地土豪と思われる人名が刻まれています。保存状態も良好であり、中世における神仏信仰の遺品として貴重です。
 懸仏かけぼとけとは、円板の鏡に線刻や半肉彫によって神仏の像をかたどり、堂の内陣に懸けて礼拝の対象としたもので、「御正体みしょうたい」とも言います。
【指定年月日】平成8年9月5日
注釈:こちらの文化財所在地については、都合により記載しておりません。
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