健幸(けんこう)長寿のまちを目指して~伸ばそう健康寿命

更新日:2024年6月27日

健康寿命とは

健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間を指します。
埼玉県では、65歳に達した方が、その後健康で自立した生活を送ることができる期間として介護保険制度の
「要介護2以上」になるまでの期間を「健康寿命」として算出しており、所沢市は健康寿命県内1位
目指しています。

所沢市の状況は?

埼玉県衛生研究所が公表している最新データによると、
所沢市の健康寿命は男性は18.60年で「10位」、女性は21.29年で「15位」となっています。(埼玉県内63市町村中)
健康寿命の推移は、この5年間で男性は0.4年、女性は0.44年ほど上昇しています。
健康で過ごせる時期を伸ばすために、ほんの少し意識し、体や心に良いことを取り入れてみませんか?


現時点で公表されている最新データは、令和4年度のデータになります。

健康寿命を延ばしたいあなたに

日本は世界でもトップレベルの長寿国であり、人生100年時代と言われる中、健康を維持・向上させる健康づくりの取り組みはとても重要です。
6つの国立高度専門医療研究センターが連携し、2021年2月に「疾病横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提言」が出されました。提言の概要は下記のとおりですが、若い世代も含め、全ての年代の方に取り組んでいただきたい内容です。ご自分の生活を振り返り、取り入れられそうなことがあったら「できることから少しずつ始めてみませんか?

                                                                                                                                                                                1 喫煙
(1)たばこは吸わない。(2)他人のたばこの煙を避ける。 

                                                                                                    2 飲酒
(1)節酒する。飲むなら節度のある飲酒を心がける。(2)飲まない人や飲めない人にお酒を強要しない。

                                                                                                 3 食事
(1)食塩の摂取は最小限に。(日本人の男性7.5g/日未満・女性6.5g/日未満)
(2)野菜、果物は適切に、食物繊維は多く摂取する。
(3)大豆製品を多く摂取する。
(4)を多く摂取する。
(5)赤肉・加工肉などの多量摂取を控える。
(6)甘味飲料は控えめに。
(7)年齢に応じて脂質や乳製品、たんぱく質摂取を工夫する。
(8)多様な食品の摂取を心がける。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            
                                                                                            管理栄養士監修!!「健康レシピ」はこちら ↓ ↓

                                                                                           4 体格
(1)やせすぎない、太りすぎない。(2)ライフステージに応じた適正体重を維持する。
                                                                                            提言で用いている体格の定義(成人)
BMI(Body Mass Index)
ボディマス指数と呼ばれ、体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数 
計算式   BMI = 体重kg ÷ (身長m) ÷ (身長m)                                                                                       
 例)165cm 64kgの方のBMIは、64(kg)÷1.65(m)÷1.65(m)=23.5(標準体重)となります。
BMI 18.5未満:やせ 18.5~24.9:標準体重 25.0~29.9:過体重 30以上:肥満
                                     
                                                                        5 身体活動                                                                                      

日頃から活発な身体活動を心がける。

  • 現状より1日10分でも多く体を動かす。
  • 身体活動レベルの高い人では、がん、循環器病、糖尿病のリスクが低下します。
  • 日頃から活発な身体活動を行っている人はうつ病を発症するリスクが低下します。この関連は成人でも子どもでも妊婦でも見られます。
  • 身体活動の増進は認知機能低下の抑制と認知症リスクの低減に寄与します。
  • 高齢期に運動を行うことにより、筋力維持・増強だけでなく身体機能の向上や転倒リスクの軽減につながります。
  • 身体活動量が多い妊婦では妊娠合併症および早産のリスクが低下し、自然分娩をできる可能性が高くなります。
  • 小児期からの積極的な身体活動が推奨されています。
  • 活動的な生活(国民一人一人の目標)を日頃から心がけ、実行することが大切です。

                                                                                            体を動かそう~運動とは~はこちら ↓ ↓      

                                                                                                トコトコ健幸マイレージについてはこちら ↓ ↓

                                                                                            6 心理社会的要因
(1)心理社会的ストレスを回避する。(2)社会関係を保つ。(3)睡眠時間を確保し睡眠の質を向上する。
                                                                                                                                                                                                                                                                     7 感染症
(1)肝炎ウイルスやピロリ菌の感染検査を受ける。(2)インフルエンザ、肺炎球菌、帯状疱疹を予防する。
                                                                                             8 健診・検診の受診と口腔ケア
(1)定期的に健診を・適切に検診を受診する。 (2)口腔内を健康に保つ
                                                                                             歯科衛生士による「歯と口の健康づくり」はこちら ↓ ↓

                                                                                                  9 成育歴・育児歴 
(1)出産後初期はなるべく母乳を与える。(2)妊娠糖尿病、妊娠高血圧症候群、巨大児出産の経験のある人は将来の疾病に注意する。 (3)早産や低出生体重で生まれた人は将来の疾病に注意する。

お問い合わせ

所沢市 健康推進部 保健センター健康づくり支援課
住所:〒359-0025 所沢市上安松1224番地の1
電話:04-2991-1813
FAX:04-2995-1178

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