家屋の評価方法

1　家屋の実地調査をします。
新築された課税の対象となる家屋の評価額を計算するために、床面積や建物の内外部の資材などの調査を行います。　　　　　　　　　　　　　　

2　家屋の評価額を算定します。
総務大臣が定めた「固定資産評価基準」に基づき、再建築価格を基準に次の計算式により算定します。
　　　　
評価額　＝　再建築価格　×　1年分の経年減点補正率

再建築価格・・・評価の対象となった家屋と同一のものを、評価の時点で新たに建築する場合に必要とされる建築費をいいます。

経年減点補正率・・・家屋は年数の経過によって損耗していくため、家屋が建築されてからの年数によって生じる損耗の状況による減価等をあらわしたものです。

評価額は、新築家屋の評価と同様の算式により求めますが、再建築価格は、建築物価の変動分を考慮します。ただし、上記算式により算出された評価額が前年度の価額を超える場合には、前年度の価額に据え置かれます。

再建築価格 ＝ 前基準年度の再建築価格 × 建築物価の変動割合