所沢市市民意識調査報告書（平成27年度版）

　市では、市民の皆さんの所沢市への愛着度や定住意向、行政施策などへの要望度や満足度などを把握し、『第5次所沢市総合計画』に掲げた将来都市像の実現に向けた施策や事業に取り組むため、「市民意識調査」を実施しました。
　このたび、平成27年度版の調査結果がまとまりましたので、お知らせします。
　本調査にご回答いただいた皆様、ご協力ありがとうございました。

【調査期間】平成27年7月21日(火曜)から8月10日(月曜)
【調査対象】満20歳以上の男女5,000人（所沢市住民基本台帳から無作為抽出)
【調査方法】郵送配布・郵送回収法
【回収状況】2,125人（回収率42.5パーセント)

（1）所沢市への愛着度・定住意向について
（2）生活実感について
（3）災害への対策について
（4）環境について
（5）自治会・町内会について
（6）施策の満足度について（3施策）
（7）学習活動への取組みについて
（8）所沢市の市民参加について
（9）所沢市の情報提供について
（10）所沢市が行う情報化への取組みについて
（11）「音楽のあるまちづくり」について
（12）市の施策（第5次所沢市総合計画に掲げる42施策）について

　第5次所沢市総合計画に位置づけられている42の施策について「今の内容よりも充実すべき」と思う施策を伺ったところ、次の結果となりました。
　今回の調査では、1位が「高齢者福祉」、2位が「保健・医療」、3位が「防犯」、4位が「危機管理・防災」、5位が「道路」となりました。「高齢者福祉」は昨年度3位から、「保健・医療」は昨年度6位から順位を上げ、健康・福祉分野への要望が高まっていることがうかがえます。

　「愛着を持っている」「どちらかといえば持っている」を合わせた回答は81パーセントと、8割を超える高い結果となっています。

　「所沢市に住み続けたい」「どちらかといえば住み続けたい」を合わせた回答は約72パーセントと、7割を超える高い結果を維持しています。

　所沢市の景観や街並みに対しては58パーセント、お住まいの地域の周辺環境、住宅の広さや採光・通風などの住環境に関しては約62パーセントの方が、「満足」「まあまあ満足」と回答しています。

　ご家庭での取組みで一番多かった回答は、「過度な冷暖房をしないようにしている」でした。97パーセント以上の方が日頃から省エネや省資源を心がけ、何らかの取組みをしているという結果でした。

　市政に関するどのような情報を知りたいかをお聞きしたところ、1位が「保健・医療」、2位が「高齢者福祉」、3位が「防犯・防災」という結果でした。また、「必要な情報が得られているか」という質問に対しては、「得られていると感じない」という方が20％を超えており、情報発信に関する課題が見られます。

市では、あらゆる世代の方や市内を訪れる方に、うるおいと安らぎ、活力を与える「音楽のあるまちづくり」を推進しています。今後の必要な取組みとして一番多かった回答は、「所沢市民文化センター・ミューズ等での音楽公演観賞の割引・補助」でした。