尊桜の歌碑

更新日:2015年2月20日

 尊桜みことざくらの歌碑は、高さ約163センチメートル、幅約75センチメートルほどあり、材には根府川石を用いています。享和2年(1802年)、所沢の倉片孝順が北野天神社に建てたもので、所沢市内では最古の歌碑です。
 表面には、江戸の医師池谷紀廸が詠んだ和歌1首「そのかみや移しうへけんむさしのににゐばりやまの桜ひと木を」が刻まれ、裏面には歌碑建立の由来、池谷紀廸の人となりや尊桜みことざくらのいわれなどが記されています。
 社伝によると、北野天神社は日本武尊が東征の折、この地に至り清水を得て将兵の労を救われたので、物部天神と国渭地祇くにいちぎ神を祀ったのが始まりとされています。尊桜みことざくらは、日本武尊が社前に植えられたもので、当初から枯死とヒコバエを繰り返して、今に至っていると伝えます。
【指定年月日】昭和44年6月27日
【所在地】所沢市小手指元町三丁目28番地の44(北野天神社)

北野天神社のご案内

所在地

所沢市小手指元町三丁目28番地の44

交通アクセス

西武池袋線「小手指駅」南口から西武バス(椿峰ニュータウン行き)「北野天神前」下車すぐ

お問い合わせ

所沢市 教育委員会教育総務部 文化財保護課
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