放課後支援事業「ほうかごところ」

　所沢市では、放課後の子どもたちの安全・安心な居場所づくりとのびのびとした成長の支援という観点から、全ての子どもを対象とした「ほうかごところ」を平成15年度に所沢小学校で開設しました。所沢市独自の取組として始まったこの事業は、平成19年度から国の「放課後子どもプラン」に基づく「放課後子ども教室推進事業」として位置づけられ、現在では、10校開設し、各「ほうかごところ」で充実を図っています。

　所沢市放課後支援事業「ほうかごところ」は、小学校に通う子どもたちを対象としています。
　その目的は、子どもを預かることではなく、安全・安心な居場所を確保すること、遊びや学びをとおして異年齢の子どもたちとの交流を促進すること等、地域住民による子どもたちの健全育成を図ることです。
　また、「地域の子どもは、地域で育てる」という、「地域立」の考え方をもとに、地域の教育力で「ほうかごところ」の充実を目指しています。

　「ほうかごところ」の名前には、所沢の「ところ」と、子どもたちが楽しく過ごす「ところ」という願いが込められ、広く使われ、愛称となっています。
　開設している学校には、運営委員会が設置されており、地域の協力者や保護者が運営をしています。
　児童の活動は、放課後支援員である、スタッフリーダー（コーディネーター）とスタッフ（教育活動推進員、教育活動サポーター）とボランティアによって見守られ、安全で安心な居場所が確保されています。