たけのこごはん

更新日:2017年5月17日

学校給食のレシピで作る「たけのこごはん」

 たけのこは、4月から5月にかけて旬を迎えます。掘ってすぐはやわらかく、えぐみが少ないですが、時間がたつにつれ、えぐみが増していきます。そこで、米ぬかを入れたお湯で下ゆでし、あくぬきをしてから使います。たけのこは成長が早く、芽が地面に出てから一旬(約1日)で竹になることから、筍という名前がつきました。栄養面では「食物せんい」が多く含まれて、おなかの掃除をしてくれます。また、ゆでた時についている白いものは、「チロシン」といい、脳や神経の働きを助けるといわれています。

材料(4人分)

米 2合
酒 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
ゆでたけのこ 150グラム
人参 4分の1
油揚げ 2分の1
きぬさや 3枚から4枚
油 小さじ2
砂糖 大さじ2分の1
しょうゆ 大さじ1
みりん 小さじ1
塩 少々
だし汁 60グラム

作り方

(1)といだ米に酒としょうゆを入れて、水を2合の目盛にあわせて炊く。
(2)たけのこは穂先を長さ2センチメートル位のくし型切り、残りは短冊に切る。油揚げは熱湯をまわしかけて油抜きをし、縦に半分に切って、短冊に切る。人参は千切り。
(3)きぬさやは熱湯でさっとゆでて、斜め千切り。
(4)油をひき、人参・たけのこを炒める。
(5)だし汁と調味料で煮る。
(6)炊き上がったごはんに(5)をさっくりと混ぜあわせる。
(7)器にもり、きぬさやをのせて、出来上がり。

たけのこのゆで方(あく抜きの方法)

・たけのこ
・米ぬか 1本につきひとつかみ位
 (米ぬかがない場合は、米のとぎ汁でゆでたり、生米(1本につき大さじ2)を入れてゆでてもよい)

(1)たけのこはよく洗って、穂先を斜めに切り落とし、底の方も汚れていたら切り落とす。
(2)火の通りをよくする為、縦に切り込みを入れる。
(3)大きめの鍋にたけのこを入れて、たっぷりの水を注ぎ、米ぬかを入れて、火にかける。
(4)沸騰したら、火を弱める。
(5)1時間から1時間半程度したら、竹串を指して、すっと通ったら火を止める。
(6)湯が冷めるまでしばらく置いておく。
(7)水につけて、冷蔵庫にいれておく。

あくぬき
たけのこのあくぬき

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