所沢駅西口第一種市街地再開発事業

　当地区は、所沢駅の西側に位置し、立地条件には恵まれていますが、駅前広場や道路などの公共施設が未整備であるとともに、土地利用は用途が混在し、老朽化した木造低層建築物が密集した地区でした。
　当事業は、所沢駅西口周辺の交通混雑を解消するとともに、駅前地区が将来の発展に対応できる活気に満ちた新しい商店街として形成されることを目的として、駅前広場及び周辺道路を整備し、併せて、健全でかつ合理的な土地の高度利用を図り、都市機能の活性化を目指して施行しました。

・事業名：所沢駅西口第一種市街地再開発事業
・施行者：所沢市
・所在地：所沢市日吉町12番1号
・地区面積：約2.05ヘクタール
・事業年度：昭和49年度から昭和62年度
・総事業費：約247億円
　所沢市が日本の航空発祥地であることから、駅前広場には、航空管制塔をモチーフにしたシンボルタワーや航空機を描いたモニュメントが配置されています。施設建築物は商業、業務、駐車場から構成され、所沢生活圏の核となることを期待されています。保留床は一部（権利床、業務床等）を除いて共用となっています。
　また、壁面後退により確保した空地は、歩道と一体となった歩行者空間として整備しています。

　中心市街地の街づくりのページへ