薪ストーブの設置を検討している方、使用中の方へのお願い

地球温暖化対策や再生可能エネルギーへの関心の高まりから、化石燃料を使用しない環境に優しい暖房として、薪や木質ペレットなどの木質バイオマスを燃料とするストーブの普及が進んでいます。
一方で、その煙やにおいに関する相談が近隣から寄せられるケースも増えています。大気や健康に影響を及ぼすこともありますので、使用の際には以下の点にご留意いただき、快適な環境づくりへの配慮をお願いします。

十分に乾燥させた無垢の木材を使いましょう。

紙やごみなど、木材以外のものは絶対に燃やさないでください。

煙やすすがたまると、使用時に煙突から飛散してご近所の迷惑になることがあります。
煙突や燃焼室の点検、清掃（シーズン前後）や専門家によるフルメンテナンス（3年から5年に1度）を行いましょう。

煙突の設置にあたっては、位置や高さ等について、近隣の住宅に配慮しましょう。
可能な限りまっすぐ高く設置することで、すすやタールを減らすことができます。

可燃物からの離隔距離が不十分だったり、煙突にすすがたまると火災の原因となる場合があります。

洗濯物が干されている時間帯や窓を開ける時間等と重ならないようにしたり、風向きに気を付け、時には屋外に出て煙やにおいの確認をしましょう。

より詳しく知りたい方は、環境省から発行されているガイドブックをご確認ください。