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絆、自然、文化、元気あふれる「よきふるさと所沢」

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所沢市議会
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令和元年5月開催の議会報告会における意見・要望等及び回答

更新日:2019年7月1日


※意見・要望については、報告会の中で出された事案を掲載しています。報告会当日以外に出された意見や要望は掲載しておりませんので、ご了承ください。

5月29日開催の議会報告会

3月定例会報告内容に対する意見・要望等

  ご意見・ご要望の概要 議会報告会当日の回答              検討機関 検討結果
1 ・パートナーシップに関する請願審査に対する委員長報告の中で、参考人の意見が省略なしで報告された経緯は。 ・議会としても真剣にこの問題を受け止めて、参考人の方に率直にどういった支援が必要なのか、また所沢市に対しては、どういった支援が行われているのかということを審議してきた。
 市としても更なる支援が必要という認識であり、委員会そして、本会議で全会一致により採択された。
 参考人の意見が省略なしで委員長報告されたことについては、請願者の思いや委員会での審議を踏まえて、あるがままに皆さんに報告し、会議録に記載していこうということで、委員会と委員長の思いが委員長報告として、しっかりと報告されたものである。
   
2 ・スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラーとはどんな職種なのか。 ・教育センターでは、さまざまな課題を抱えた生徒に対しケアできるよう色々な活動を行っている。
 スクールソーシャルワーカーは臨床心理士の資格を持っていて、いじめや不登校といった困難な課題を抱えている児童生徒に対し環境面からサポートを行っている。
 スクールカウンセラーは児童生徒が抱える心の悩みに対して適切なアドバイスを行うなど心理面からのサポートの役割を担っており、大学等で心理学を学んでいる方が主である。 
   
3 ・ところざわ未来電力について、議会で可決される際に電気料金が安くなる等のメリットが前提ではなかったのか。 ・未来電力が設立される際、必ずしも電気料金が安くなるというだけで認めたわけではなく、未来電力を設立することにより、電力の地産地消である再生可能エネルギーを推進していくという説明が主であった。
 予算特別委員会の中でも質疑がかなり集中し、いろいろな意見があったが、将来的なことを考えて議会全体では認めるという方向で可決したものである。
   
4 ・議員提出議案「米軍所沢基地への土砂などの搬入の中止を求める意見書について」を提出したことは良いと思うが、既に土砂の搬入は始まっている。市議会として意見書を提出しただけで、その後の行動は何もしていないのか。 ・土砂搬入中止を求め、議会の意思として全会一致で意見書を提出している。基地対策協議会には各会派代表の議員や市内のさまざまな団体の方も参加しており、先日の協議会でも、土砂が運び込まれているところが基地として使われていない場所であれば返還を求めるということが、基地対策協議会において全会一致で承認された。
 議会としては協議会の動きを注視するとともに、基地全面返還は市民の願い、すなわちこれは市の願いなので、今後その方向でいろいろな動きが出てくると認識している。
   
5 ・予算に水生生物調査費が計上されているが、今回が初めて計上されたのか、それとも以前からあったのか。
 日本では生物種が減っている問題があるので、このような調査が行われることは心強く感じるが、この調査は継続的なものなのか。
・所沢市水生物調査委託事業は、代表的な一級河川である柳瀬川・東川の合計7か所において、水生生物の生息状況を3か年かけて調べて、河川の水質について総合的に評価するものである。この調査によって得られた評価結果については、環境学習・綺麗な河川や多様な生物が河川に生息している所沢市のPR活動、環境保全の普及啓発活動の推進を図る基礎資料とするものである。
 今年度7月から9月にかけて、柳瀬川・東川の調査を行うが、これについては、35年前にも調査を行っており、その結果と比較することで、生物の観点から見た水質の改善傾向や生物の変化を知ることができる。
 事業概要調書では、次年度以降の予算規模は計上されていないので、さしあたって今年度調査をした結果を踏まえ、今後進めていくものと思われる。予算規模は委託料として972,000円が計上されている。
委託先は示されていないので、今後選定していくものである。
   
6 ・議案第21号「公の施設の相互利用に関する協議について」で、公の施設の範囲を教えてほしい。 ・いろいろな公共施設があるが、ダイアプランで協定を結び、所沢市、飯能市、狭山市、入間市の市民がお互いの公共施設を相互利用していた。今回、このダイアプランに日高市が参加するということで、この協議が提案されてきた。
 施設の範囲は文化施設や福祉施設等で、所沢市の施設では、市民体育館や総合運動場、図書館、男女共同参画推進センターふらっと、所沢サン・アビリティーズ、老人福祉センター、こどもと福祉の未来館など、飯能市では市民体育館や総合福祉センターなどの施設について、お互いに利用できる施設に位置付けられている。
   

市政全般に対する意見・要望等

・議会報告会の後半では、あらかじめ分けた4つのグループに議員が2名ずつ入り、ざっくばらんな意見交換を行った後に、各テーブルの議員が代表的な意見・要望等について発表し、全体の共有をはかりました。
ここでは、意見交換で出た意見・要望等から、主だったものをご紹介します。

  ご意見・ご要望の概要
1 ・若松町の区画整理で調整池の建設が計画されている。きちんとした情報がないと住民は不安であり、市として住民の不安を解消するような対応を求める。
2 ・所沢は開発されて高層マンションが増えているが、福祉施設が足りない。孤立している方、高齢者や子どもたちが多いので、子どもたちが安心して暮らせるように、子どもの権利条例の制定や子どもオンブズマンの導入、保育園や子供に関する施設の指定管理の問題についてのチェック体制を作ってほしい。中高生が利用できる場所がないので、ぜひ考えてほしい。
3 ・基地全面返還は市民の願いなので、議会も基地の問題に一緒に取り組んでほしい。
4 ・中新井ニュータウンの居住者も高齢化しているので、防災・減災の面・コミュニティの面からも、市がしっかりとプログラミングをしてほしい。
5 ・雇用の問題について、まだまだ男女の格差があるので、この問題にもぜひ取り組んでほしい。
6 ・議会を傍聴してきたが、議会改革・一問一答方式の問題や通年議会の問題などもっと議論して、より一層議会改革を進めてほしい。
7 ・基地の問題では全国知事会も日米地位協定の見直しを求めている。所沢市もしっかりと方針を取り上げるべきではないか。
8 ・暑い中、高齢者がバス停の縁石に座って大変そうである。バス停にはベンチを設置するよう市として検討してほしい。
9 ・子どもを公立保育園に入れたかったが、入れなかったため、牛沼から三ケ島の保育園に預けている。小学校にあがるときに友達がいなくて困る。保育園もしっかり整備して地域で育てる取組をしてほしい。
10 ・所沢カルチャーパークの整備をしてほしい。
11 ・航空記念公園の野外音楽ステージのトイレがとても汚いので、綺麗にしてもらえるよう市から県に要望を上げてほしい。
12 ・特定健診について、狭山市ではレントゲン検査・血液検査が800円でできる。所沢市はそうではないので改善してほしい。
13 ・ところざわサクラタウン・所沢駅西口周辺の道路整備・混雑緩和について、事前に対策を講じていってほしい。
14 ・狭山市には、駅に隣接したコミュニティセンターがあり、傘をささなくても雨に濡れずに利用できる。所沢駅にも同様のものを作ってほしい。
15 ・選挙の際の公約について、改選議員の報酬を減らすという方がいて期待している。
 その方を会派に入れた皆さんも、この意見に賛同して会派に入れたと思うので頑張っていただきたい。
16 ・スクールカウンセラーに関連して、現在学校でのイジメの件数はどのくらいあるのか。増加傾向にあるのか。
17 ・市の審議会が70程度あるが、公募が20ぐらいなので、もっと市民に門戸を開いた方がよいのではないか。
18 ・市議会HPに3月議会の内容を早くアップしてほしい。アップしてもらっていれば今日の議会報告会の予習ができた。
19 ・埼玉県は非常に投票率が低いので、少しでも投票率を向上するために市議会でも何か取り組みをした方がいいのではないか。そのためにも、議会報告会の開催回数をもっと増やした方がいいのではないか。議会報告会を行う場所が限られているので、少し変わったところ開催してはどうか。
20 ・「日経グローカル」で、813自治体で環境部門が73位だが、情報公開・市民参加は非常に低い。議会報告会の開催回数が少ない。
21 ・ところざわ未来電力に関連して、原発に依存しないものにしてほしい。メガソーラーでは環境に対する調査をしっかりとしてほしい。
22 ・選挙の投票率が30%台のところもある。原因はなにか。
23 ・日米地位協定について、議会から要望を上げてほしい。
24 ・昨年、条例制定された「所沢市障害のある人もない人も共に生きる社会づくり条例」が施行されて、どのように変化があるのか。
25 ・高齢化も進んでいるので、議会中継に字幕を入れるなど工夫をしてほしい。
26 ・議会改革は何も進んでいないのではないか。もっとアグレッシブにやってほしい。
 市民に対し、正しく早く情報を出してほしい。歳費の部分についても情報公開をしてほしい。
27 ・傍聴席について、車椅子が入らないし、大変狭く入りにくい。
28 ・ところざわ未来電力について、プラス2,300万円の予算がかかるということで、事前にわからなかったのか。
29 ・市の附属機関は76あり、1,048がいるが、効果がどのように市の政策に結びついているのか、しっかり見てほしい。
30 ・外国人が増えているので、教育センターでもきちんと研修をして学校に慣れるまでだけでなく、勉強が分かるまでの支援をしてほしい。
 専門性を高めるような支援を求めてほしい。
31 ・所沢駅近くの踏切をなんとかしてほしい。

6月1日開催の議会報告会

3月定例会報告内容に対する意見・要望等

  ご意見・ご要望の概要 議会報告会当日の回答              検討機関 検討結果
1 ・議案第22号の所沢市特定教育・保育施設等重大事故再発防止検証委員会は、事故が起きないと開かれないのか。日頃から四半期に一度とか半年に一度とか定期的に開き、事故がない場合は公開してもよいと思う。保育の問題については、事前に事故が起きる前兆となるようなものなど意見交換をしておいた上で、事故が起きた時にどのように動いたほうがいいとか、誰に聞いたほうがいいといったことを情報共有し委員会を運営した方が、万が一事故が起きたときに対応が早いと思うので、議会から市に意見を伝えてほしい。 ・同じ内容の質疑が健康福祉常任委員会の審査でもあり、委員からは、事故が起きる前のほうが大事で予防をすべきであるという発言に対し、市は当然そのとおりだと答弁している。こうした権限があることによって原因を究明できるので、今後事故が起きないように気を付けると言っており、ご要望は十分に市も理解しているし、我々も同様に考えている。    
2 ・予算常任委員会を設置することとなったが、今まで常任としなかった理由と今回常任とした理由は。 ・予算に関する委員会については当初、常任委員会化ということも含めて議論していた。所沢市議会は予算特別委員会での審査を5年間ほど行っていた。委員数を何人にするか、どのような審査形態にするかといった協議を特別委員会として行いながら常任委員会化に向けて準備をしていた。今回ようやく意見がまとまったので第2回定例会から常任委員会化としようと決定した。    
3 ・議案第25号について、所沢市で生徒の自殺があったと噂で聞いている。先日の神奈川県川崎市での事件のことや、日本では不登校生徒や10代の自殺者がとても多いと聞いている。そのようなことを考えると今回このような対応をしていただいたのはとてもありがたい。所沢市の30数校の小学校と10数校の中学校でスクールカウンセラーの採用が3名だそうだが、どのように学校を周っているのか。 ・小学校と中学校には、心のふれあい相談員が配置されており、児童生徒や保護者も相談できる体制がある。心のふれあい相談員は資格を持っていないため、今まではスクールカウンセラーなどの専門員に相談したほうがよいと判断した場合、カウンセラーを小中学校に派遣し対応していたが、1名では対応が不十分なため、市で非常勤特別職としてカウンセラーを任用した。
 スクールカウンセラーは学校に配置しているのではなく、心のふれあい相談員から専門家に対応してほしいという相談があれば、その学校に派遣され相談業務を行う。
   

市政全般に対する意見・要望等

・議会報告会の後半では、あらかじめ分けた4つのグループに議員が2名ずつ入り、ざっくばらんな意見交換を行った後に、各テーブルの議員が代表的な意見・要望等について発表し、全体の共有をはかりました。
ここでは、意見交換で出た意見・要望等から、主だったものをご紹介します。

  ご意見・ご要望の概要
1 ・市の予算について、少し前までは1,000億円を超える借金があったが、それを800億円まで減額したが、この先はどうなるか。
2 ・市民、特に若い世代に政治に関心を持ってもらう必要がある。
3 ・KADOKAWAが来ることによって所沢の勢いがアップする。
4 ・比良の丘周辺をもっと整備して魅力ある場所にしてほしい。
5 ・障害者については知的、精神、身体とあるが、所沢市の市政概要には精神障害が載っていない。
6 ・市議選の投票率が低かった。どうすれば投票率が上がるか。政治に対してどうすれば関心を持ってもらえるのか。今後投票率が下がっていくことも考えられる。投票しやすい環境をつくることも大切ではないか。
7 ・日本の農薬の基準は安心できるものではなくて、海外から来た人は基準外のものが使われているのではないかという危惧をもって注意深く食べている。
8 ・本日の議会報告会の参加者が少なくて驚いた。例えば、市議会だよりに条例の解説を盛り込み、市政や議会に市民の関心を向けるよう取り組みはできないか。
9 ・他の市議会に比べて情報公開が進んでいる。議案や議案資料が見やすい。
10 ・不登校や子供の貧困に関して、不登校の背景には家庭の困窮があると聞いている。各家庭にきめ細かくスクールソーシャルワーカーの機能が行き届くよう市は考えてほしい。
 県で実施している子ども学習支援事業(アスポート事業)に準じたサポートをやってほしい。
11 ・5月の臨時会の招集時期が遅かったのではないか。前の任期が終わってからの20日間を無駄に過ごしているように思う。
 市議会だよりが5月15日に発行されたが、その時点では臨時会が開かれておらず、委員会が確定していないのに発行されていることも疑問だ。
12 ・議会報告会は現在2部形式だが、1部の議案の報告を議員がすることを改善したほうがよい。
 市民と議員の意見交換の時間をふやしたほうがよい。
13 ・広聴広報委員会の位置づけについて、市民から見れば5つの常任委員会と議会運営委員会と特別委員会、これらと同列に広聴広報委員会があると認識をするが、広聴広報委員会の位置づけは会議規則で定められていることと、議会基本条例で会議体と位置づけにしている。同列の委員会でないのに委員会という名称がついていることは誤解を生じる。この点を検討してほしい。
14 ・会派について、ホームページを見ると代表者や人数は掲載されているが、会派がどのような考えを持って結成されているのかわからない。少なくとも、会派の理念について掲載すべきではないか。

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