未来へつなぐ!みんなで考える公共施設マネジメント

更新日:2023年3月28日

市役所やまちづくりセンター、学校・・・
所沢市の人口が急激に増えた時期に建てられた多くの公共施設は、これから一斉に更新の時期を迎えます。
道路や橋、上下水道などのインフラも含め、私たちが公共施設を安定して使い続けるために、公共施設マネジメントについてみんなで考えてみませんか?

どうして必要なの?

市の公共施設を私たちが安全に使うためには、点検や修繕など、適切な管理が欠かせません。
施設の多くは、人口が急速に増えた昭和40年代から50年代に建てられたもの。
まもなく一斉に更新の時期を迎え、多くの費用が必要になるものと考えられています。
市の人口が減っていくことが予想される今、必要な施設や機能をいつまでも安定的に使えるように、経営的な視点から公共施設の管理を進めていく「公共施設マネジメント」が必要なのです。

所沢市の公共施設の「いま」

公共施設の約6割は築30年以上

市の公共施設は約1,000棟。
延べ床面積の合計は約70万平方メートルで、約6割(延べ床面積)が築30年以上。
そのうち約半数が学校施設です。

更新などに年間約80億円

全ての公共施設の更新などに必要な費用は、今後40年間で3,200億円以上。
平均すると、1年あたり約80億円が必要になる計算です。
※総務省「公共施設等更新費用試算ソフト」による試算

所沢市公共施設等総合管理計画

公共施設とインフラの現状や課題をまとめ、どのように管理していくか、基本的な方針を定めた計画です。

  • 平成28年3月策定、令和3年3月改定、令和5年3月改定
  • 計画期間:平成28年度から令和32年度
  • 概要:こちらのページをご覧ください。
  • 「所沢市公共施設マネジメント白書」及び「所沢市公共施設マネジメントの方針」は、所沢市公共施設等総合管理計画に統合されました。

どんなことをしていくの?

計画的な総量の適正化

施設をその時代にあったちょうどよい大きさや数にする

必要な行政サービスを維持しながら、建物の数、総面積を計画的に減らして、公共施設を安定的に保持していくことができる総量にします。
複数の機能を1つの建物にまとめる「複合化」も、その方法のひとつです。

ライフサイクルコストの縮減

建物を長く大切に使う

建物を建ててから解体・撤去するまでの費用(ライフサイクルコスト)は、建てる費用の3から4倍にものぼります。
このうち、建物の維持管理のための費用が大きな割合を占めています。
ライフサイクルコストを抑えるために、壊れる前に計画的に修繕し、安全に長く使えるような維持管理を進めます。

所沢市公共施設長寿命化計画

建物の劣化状況や維持管理・更新等に係る中長期的な財政負担の見込みなどを踏まえ、「ライフサイクルコストの縮減」と「施設総量の適正化」を実現するための具体的な対応方針等を定めるものです。

  • 令和3年3月策定
  • 計画期間:令和3年度から令和32年度
  • 概要:こちらのページをご覧ください。

みんなで考えよう

例えば、ひとつの建物にいろんな機能が集まっていた便利ね。どんな組み合わせがいいかしら。学校は大切に使わないとね。

公共施設マネジメントは、短い期間で一気に進むものではありません。
公共施設を「未来につなぐ」ために、長い視点でみんなで考えていきましょう。

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お問い合わせ

所沢市 経営企画部 経営企画課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 高層棟3階
電話:04-2998-9027
FAX:04-2994-0706

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