小手指ヶ原古戦場(こてさしがはらこせんじょう)

更新日:2019年10月16日

小手指ヶ原古戦場の写真
小手指ヶ原古戦場(ひだりおくは白旗塚、みぎは石碑です)

 所沢市ところざわし南西なんせい小手指こてさしのあたりは「小手指ヶ原」とよばれ、古戦場こせんじょうとして知られています。
 鎌倉時代かまくらじだいすえから南北朝時代なんぼくちょうじだいにかけて、ここで何度なんどかの合戦かっせんが行われました。一番有名ゆうめいなのは鎌倉幕府かまくらばくふをたおすために、鎌倉へ向かう新田義貞にったよしさだ幕府軍ばくふぐんの戦いです。
 新田義貞は、新田荘にったのしょう(現在の群馬県ぐんまけん太田市おおたし)を本拠地ほんきょちとする源氏げんじ一族いちぞくです。所沢市埋蔵文化財調査センターの近くには、小手指ヶ原古戦場の石碑が立っており、そこから畑の中のほそい道を進むと「白旗塚しらはたづか」があります。新田義貞が、ここにじんをはり源氏のシンボルである白いはたをかかげたという伝承でんしょうがのこる場所ばしょです。

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