高齢期を元気に過ごすためのための食生活

更新日:2022年11月24日

フレイルを予防しよう

フレイルとは、体や心のはたらき、社会的なつながりが弱くなった状態を指します。
そのまま放置すると、要介護状態になる可能性があります。
フレイルを予防するために、体を維持するたんぱく質と、活動するためのエネルギーを十分にとりましょう。
そのためには、毎日いろいろな食品をまんべんなく食べることが大切です。
「10の食品群チェックシート」に毎日食べたものをチェックしてみましょう。

フレイル予防のための食事のとり方。3食しっかり食べましょう。1日2回以上、主食・主菜・副菜を組み合わせて食べましょう。いろいろな食品を食べましょう。それぞれの食品に含まれている栄養素は1種類ではありません。多様な食品を組み合わせて食べることで、必要な栄養素をまんべんなく摂取することができます。タンパク質を含む食品を摂るように意識しましょう。タンパク質の摂取量が少なくなると、筋肉量が減少し、加齢とともに筋たんぱくの合成が遅くなるため、高齢の方がよりタンパク質を多く含む食品を摂ることが大切です。タンパク質を摂るための一工夫。コーヒータイムには投入を。間食にヨーグルトを。缶詰などプラス一品を常備。

さばみそ煮缶と春キャベツのカレー煮込み(1人分:エネルギー191Kcal・塩分1.3g)

材料:2人分
さばみそ煮缶:2/3缶(120g)
春キャベツ:140g
玉ねぎ:1/3個
カットトマト缶:1/3缶
コンソメ(顆粒):小さじ1
カレー粉:大さじ1
白ワイン:大さじ2
水:200ml
こしょう:少々
サラダ油:小さじ1

作り方
(1)
さばみそ煮缶は、軽くほぐしておく。
(2)
キャベツは1センチメートルくらいの角切りに、玉ねぎは半分に切って、薄切りにする。
(3)
フライパンにサラダ油を熱し、(2)の野菜を入れて炒めしんなりさせる。
(4)
トマト缶・コンソメ顆粒・カレー粉・白ワイン・水を入れる。沸騰したら(1)のさばを加えて、軽く混ぜる。
(5)
ふたをして、中火で8分くらい煮込み、こしょうで味をととのえる。

あじの南蛮漬け(1人分:エネルギー151Kcal・塩分1.2g)

材料:2人分
あじ(3枚おろし):2尾分
こしょう:少々
片栗粉:大さじ1/2
サラダ油:小さじ1
玉ねぎ:30g
ピーマン:10g
赤パプリカ:30g
黄パプリカ:30g
(A)出し汁:60ml
(A)酒:大さじ1/2
(A)砂糖:大さじ1
(A)塩:ミニスプーン1/2
(A)しょうゆ:大さじ1/2
酢:大さじ1・1/2

作り方
(1)
あじはクッキングペーパーで軽くふき、こしょうをふっておく。
(2)
玉ねぎ・ピーマン・赤、黄パプリカは、千切りにして耐熱ボウルに入れてラップをして、電子レンジで1~2分加熱する。
(3)
(A)を鍋に入れて沸騰したら火を消し、酢を入れます。(2)の野菜にかけて味を含ませる。
(4)
(1)のあじに片栗粉をまぶして、サラダ油を敷いたフライパンで両面をこんがり焼く。
(5)
バットに並べて、(3)の野菜と調味液をかけて、味を含ませる。

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所沢市 健康推進部 保健センター健康づくり支援課
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