災害対策(ご家庭での備え)
更新日:2021年1月12日
ご家庭での備え
飲料水・生活用水の確保をお願いします。
災害などで断水になった場合、上下水道局では応急給水や復旧作業を迅速に取り組みますが、復旧するまでには時間がかかることもあります。
地震などの災害時はもちろん、落雷などによって停電した場合にも、急に水道が使えなくなることがあります。
予期せぬ事態に備え、ご家庭では、普段から飲料水や生活用水を確保してくださいますよう、お願いいたします。
くみ置きの方法
密閉できる容器を用意し、手や容器、ふたをよく洗浄し、できるだけ空気に触れないよう、口元いっぱいまで水道水を入れて、しっかりとふたを閉めてください。
くみ置きした水を飲むときは、雑菌が入らないよう、直接口をつけずに、コップなどに注いでから飲んでください。
なお、家庭用浄水器をとおした水や煮沸した水は、塩素による消毒効果が失わてしまうため、保存には適していません。
蛇口から容器に直接水道水を入れて保存してください。
くみ置きの保存期間
保存期間は3日間です。
直射日光を避け、涼しい場所で保存してください。保存期間がすぎましたら、掃除や洗濯などの雑用水として使用してください。
くみ置き量の目安
人が生命を維持するために必要な1日の水の量は、1人3リットルと言われています。
ご家庭で3日分を目安に飲料水を確保してください。3人家族の場合、必要な数量は27リットル(3リットル×3日×3人)であり、2リットルのペットボトル約14本分がくみ置き量の目安となります。
なお、乳児がいるご家庭は、粉ミルクの使用が想定されますので、その分の飲料水や煮沸する器具なども準備しておきましょう。
応急給水を受ける容器を準備しておきましょう
応急給水を受ける際に、ポリタンクなどの容器があると役に立ちます。あらかじめ持ち運びしやすい大きさの容器を準備しておきましょう。
お風呂の残り湯を活用しましょう
断水の状態が続くと、生活に使う水が必要となってきます。お風呂の残り湯があれば、トイレを流す水などの生活用水として使用できますし、万一火災が発生した場合には、消火用としても使用することができます。
なお、お風呂のため置きは、小さなお子さんの事故に十分注意してください。