手打ちうどん

更新日:2016年4月22日

講習会で子どもたちが作る「手打ちうどん」

所沢のソウルフードと言えば、何といっても焼き団子と手打ちうどんに代表されます。その郷土の食事を子どもたちにも覚えてほしいと、「手打ちうどん」の講習会を開いています。子どもたちは自分で作ったうどんを「今まで食べたうどんの中で一番おいしい!」と喜んで食べています。

子どもたちが作ると太さもまちまちですが、いつもとってもおいしくできあがります。

材料(1人分)

うどん粉 150グラム
塩 7グラム(小さじ1と小さじ半分)
水 60ミリリットル
打ち粉(うどん粉または小麦粉) 少々(大さじ1)
  

作り方

  • (1)ポリ袋(たて35センチメートル、よこ25センチメートル、厚さ0.02から0.03ミリメートル)に分量の粉(150グラム)と塩(7グラム)を入れ、粉と塩が混ざるように袋に空気を入れて、よく振りながら混ぜ合わせる。
  • (2)ポリ袋の中に分量の水を少しずつ加えながら、もみもみしながら混ぜ合わせる。
  • (3)十分混ざって、生地がポリ袋につかない程度にまとまってきたら、ポリ袋から出して、別の袋(スーパーのレジ袋など)に生地を入れて、上から足で踏みながらなじませる。
    ※床にビニールシートなどを敷き、生地の入ったスーパーのレジ袋の上にさらにもう1枚スーパーのレジ袋を重ねてペタンコになるまで足で踏む。
  • (4)生地がペタンコになったら、三つ折にたたんでさらに踏む。(これを4から5回繰り返す。)最後は踏み終わった状態のまま縦長にして20分から30分ねかせる。
  • (5)テーブルまたはまな板の上に粉(打ち粉)をふり(4)の踏んでねかせた生地をとり、打ち粉をしながらのし棒を使って、生地をたて長に3ミリメートルくらいにうすくのばしていく。(出来上がりは、たて30センチメートル、よこ20センチメートル程度)
    ※縦長に伸ばすのは、長いうどんを作るため。
  • (6)生地がのびたら、打ち粉を多めにして、生地を折り目が重ならないように交互に屏風たたみにして、3ミリメートルから5ミリメートル幅に切る。
  • (7)大きめの鍋に、水をたっぷり入れてわかす。
  • (8)たっぷりの湯の中に、切ったうどんをぱらぱらほぐして入れ、沸騰したら火を弱めて10分くらいゆで、ゆであがったら水にとってさらし、ザルにあげて水けをきる。
  • ※かつおだしのきいたしょうゆ味の汁、さらに肉を入れた肉汁に季節の野菜をゆでたものを入れて、うどんをつけて食べるのがここ武蔵野地域の特徴的な食べ方です。ゆでた野菜は、「かて」と呼ばれています。冬はせん切りにした大根の蒸したもの、ゆでたほうれん草や小松菜、夏はなすやいんげんを添えます。薬味も、ねぎ、しそ、みょうが、ごま、ゆず、唐辛子など季節によって様々なものを添えます。

お問い合わせ

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