令和2年2月号 澤野茉生さん・齋藤美紅さん(チアダンスチーム「CHEEKYS」)

更新日:2020年2月25日

プロフィール

澤野茉生さわのまおさん

(若松町在住/大学3年生/写真左)

齋藤美紅さいとうみくさん

(久米在住/大学1年生/写真右)

県立所沢北高校チアダンス部卒業生による大学生・社会人混合のチアダンスチーム「CHEEKYS」所属。
全日本チアダンス選手権大会チアダンス部門一般編成で8年連続優勝。
所沢・狭山市を拠点に活動中。
※2020年1月現在。

心と体をひとつに 輝け青春チアダンス

「1.2.3.4.5.6.7.8...1!」。
チアダンスに青春をささげる24人の乙女たちにとって、運命の2分半が始まるカウントだ。
空気が張り詰めた一瞬の静寂ののち、曲が鳴り響く。
同時に、まるで一つの塊のように一糸乱れず24人が動き出す。
「息遣いすらそろえる。そんな圧倒的な一体感が私たちの強みだと思います」と
チームの魅力を語るのは、市内在住メンバーの澤野茉生さんと齋藤美紅さんだ。
二人が所属するのは、県立所沢北高校チアダンス部OGチーム「CHEEKYS」。
同校を卒業した大学生や社会人からなるチームで、全日本チアダンス選手権大会チアダンス部門で8連覇を達成。
チアダンスの本場・アメリカの世界大会でも優勝経験を持つ、国内屈指のチアダンスチームだ。

チアダンスとは、チアリーディングのアクロバット部分を除いた、ダンスがメインの競技。
約2分半という限られた時間の中で、ダンス技術や振り付け、一体感や表現力が試される。
そんなチアダンスの世界に二人が飛び込んだのは、高校生の時。
バレエ経験のあった澤野さんが技術を生かせる部活として選んだのがチアダンス部。
2年後、そこに入部してきたのが齋藤さんだった。
「チアダンス部の演技を見た時に、先輩である澤野さんたちの目がキラキラしていて、
私もここで踊りたいと思ったんです」と齋藤さんが当時を振り返ると、
澤野さんは照れつつもうれしそうに笑った。
CHEEKYSの強みである一体感は、二人のように、同じ学び舎、
そして同じチームで育ってきたメンバーだからこそ作り出せるものなのだ。

しかし、その一体感は日々の練習の積み重ねなくして維持できるものではない。
チームの練習は週4日。
最年少は18歳の大学生、最年長は27歳の社会人と幅広く、生活リズムも異なる。
練習への全員参加が容易でないことは想像に難くないが、
澤野さんが唯一無二の団結力の秘訣を教えてくれた。
「練習前に30分間しっかりミーティングをします。
不在メンバーに練習内容を伝える他、夢や目標などメンバー同士の“想い”を共有することで、
チーム全体が同じ方向を向いて団結できるんです」。
ダンスの動きだけでなく、想いまでもそろえていく。
心身ともにチーム一丸となり、一つの目標に向かって進んでいける
彼女たちだからこそ、トップを走り続けることができるのだろう。

「チアダンスを通して夢や目標を仲間と追う素晴らしさを感じてもらえるような、
CHEEKYSにしかできない演技をお届けしていきます」
と語る二人の目は、まぶしいほどにキラキラと輝いていた。
2020年秋、全日本大会9連覇を目指すCHEEKYS。
彼女たちの青春が詰まったチアダンスは、
見る者の目をも輝かせていくはずだ。
(取材:佐々木)

4年ぶりのCHEEKYS自主公演(開催延期)

過去の優勝作品の数々を披露!見ごたえたっぷりの自主公演です。
※本公演は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、延期が決定されました。
詳細はチームFacebook(外部サイト)をご覧ください。

日時

2020年2月29日(土曜)午後3時30分開演

場所

狭山市市民会館
※詳細はチームFacebook(外部サイト)をご覧ください。

お問い合わせ

所沢市 経営企画部 広報課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 高層棟3階
電話:04-2998-9024
FAX:04-2994-0706

[email protected]

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